2012/08/31

masaの介護福祉情報裏板 : 記憶できない怖さ。繋がらない怖さ。

菊地雅洋さんの『人を語らずして介護を語らるな』という本が介護関係で売れている。
菊地さんは北海道にある特別養護老人ホーム緑風園の職員だ。
その掲示板は介護に携わる人達にとって極めて重要な情報源となっている。

『人を語らずして・・・』は第一弾、第二弾が発売されいずれも好調、この種の本ではベストセラーになっている。そして現在、菊地さん自身によるFacebookによれば第三弾も執筆中だそうだ。

氏はその本が大変好評なため講演に引っ張りだこ。多忙な毎日が更に多忙になっている。
こうした経緯も氏のブログやFacebookで知ることができる。

また、菊地さんは介護施設や行政の在り方に対して、おかしいとなればご自身のブログで歯に衣着せぬ厳しい批評を投げかける。それがまた多くの人の感動を呼ぶ。
私自身、自分の介護の在り方の反省の契機とすることが多々ある。

そもそも氏の本の成立過程には著者のブログが関係している。数多くいるブログの愛読者の後押しが第一巻の発行の力になったことは間違い無いだろう。

本日のブログのエントリーは認知症のことだ。
認知症で記憶を留められない方の感情について具体的に書かれているので大変参考になる。
是非以下にアクセスしてお読みいただきたい。

masaの介護福祉情報裏板 : 記憶できない怖さ。繋がらない怖さ。 - livedoor Blog(ブログ):

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2012/08/30

いよいよ今池祭り

秋風や模様の違ふ皿二つ    大正3年 - 原石鼎

初学の頃はよくわからない俳句だった。
今でも分かったとは言いがたい。
ただそよ吹く秋風と模様の違う皿が二枚あるという情景だけを思い描けばよい、それが俳句なのだと開き直っている。
そこから先は作り手ではなく読み手の世界なのだ。

以下、原石鼎のブログ。


秋風や模様の違ふ皿二つ    大正3年 - 原石鼎:

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2012/08/25

盂蘭盆の雨の中とぶ蜻蛉あり 原石鼎

コツコツと読み継ぐ人がある限り石鼎の俳人としての命脈は途切れることがない。

このサイトのメンバーの継続に敬意。


盂蘭盆の雨の中とぶ蜻蛉あり    昭和26年 - 原石鼎:

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2012/08/24

9月1日から不活化に(ポリオワクチン) - 感染症診療の原則

青木眞先生のブログ「感染症診療の原則」から。

文中にあるように

10年以上前から「早く不活化に切り替えてください」という意見はあったのですが、切り替えまでにすごく時間がかかりました。

これがやっと動き出したということです。
ポリオの生ワクチン摂取が主流でしたが、現在では不活性ワクチンが世界の潮流です。
何故か日本では要望が多かったにもかかわらず当局の許可がおりませんでした。
その間、不幸にも何名もの子どもがワクチン接種後、ポリオを発症していたようです。
地域によっては自治体の努力や医療機関の尽力で不活性を取り寄せて実施していたところもあると聞いています。

詳細は以下のサイトを御覧下さい。

9月1日から不活化に(ポリオワクチン) - 感染症診療の原則: "10年以上前から「早く不活化に切り替えてください」という意見はあったのですが、切り替えまでにすごく時間がかかりました。"

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花のアップ。スパティフィラムという名前らしい。



via Instagram http://instagr.am/p/OsM9NCnXQ1/

拡大しました。
スパティフィラムという名前は覚え難いです。
そして地味。
葉は濃い緑で鮮やか。

ゴミ捨て場から保護した鉢植。花が咲きました。



via Instagram http://instagr.am/p/OsKOkkHXeE/

根本にある小さい白いものが花。

2012/08/22

今池商店街公式ホームページ

八月も後半。
風もどことなく秋を装っています。

毎年この頃になると商店街の人達との会話の中に「そろそろ今池祭りだね」という文言が入り出します。

今池祭りも今年で26回目くらいになるのでしょうか。
私は傍観者ですからお祭りには直線参加はしていません。
時間があればそこらをぶらりと歩きまわるだけです。
しか商店街の有志は夜な夜な酒を煽りながらイベントの準備に余念がありません。
聞くところでは飲食関係の人が多いので会議開始が真夜中過ぎなのだそうです。
実にご苦労さまです。

公式今池商店街というHPがあります。

今池商店街公式ホームページ、今池まつりや今池プロレス商店街など今池商店街情報が満載:

ここに様々なイベントの紹介がありますから御覧下さい。
今池という地名の由来なども書いてあります。

今池祭りの創出に尽力した方を知っています。
祭りのコンセプトは「雑然でどこが悪いか」だそうです。
戦後の焼け跡を出自とする今池交差点界隈。
その再現とう目論見があり、これは今日も継続されています。

戦後復興当時の勢いが9月16日(日)と17日(月・祝)町を彩ります。

三箇所で行われるライブ、あちこちで出没する大道芸、ホールではバレエや落語。
屋台もたくさん出ます。

以前も書きましたが今池商店街は名古屋女子マラソンの支援の時、露天商の資格を入手したそうです。
これもまた何かやってくれそうな気がします。

お時間ございましたら是非遊びに来て下さい。
入場無料(一部除く)です。

今年もすごい人だかりとなることでしょう。

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2012/08/18

土砂降り 鉢が軒並み倒れた

芭蕉 そして俳句甲子園

名古屋市博物館

芭蕉―広がる世界、深まる心―


という催しがある。





今年は名古屋市博物館会館35周年。芭蕉展は記念特別展となっている。

開催期間は9月29日から11月11日。入場が午後4時半までだそうだ。

以前、博物館の駐車場へ車をおいて入場しようとしたらすでに時間が過ぎていて、駐車料金だけ払ったという苦い思い出がある。
公的な施設は終了が早すぎる。
勤労者には観せたくないのだろうかと勘ぐってしまう。

ともあれ、芭蕉は日本が世界に誇ることの出来る数少ない芸術家なので一度は行ってみたい。

芭蕉の凄いところは芸術と生涯が不即不離に直接していることだろう。
そうした生き方は傍で考えるほど簡単ではない。
才能に加えてやり遂げるだけの環境作りも必要だ。

彼は業俳といって俳諧を職業としていた。
俳諧や連句の宗匠として社会に寄生していたのだ。
しかし生活のために才能を切り売りするのではなく、生涯を、生活そのものを作品として価値あるものとして創造し続けた。これは他の追随を許さない。

芭蕉の生き方や俳諧に心打たれた多くの弟子たちが各地にいて、彼はそこを訪れることで口に糊をした。「奥の細道」なども各地の弟子を訪れていくことで成り立っている。
まさに旅を棲家として50年の生涯を終えたのだ。
そう、50年。以外なことに芭蕉は1644年生まれで1694年に没している。
芭蕉翁などと呼ばれていたので相当な老人かと思うが実は若くして亡くなっているのだ。

したがって俳句は決して老人のための文芸ではない。

奇しくも今日は俳句甲子園の決戦が松山で開かれる。
私が審査員を依頼された名古屋地区大会代表の幸田高校の生徒さんたちも頑張っているに違いない。

俳句に年齢はない。
思春期の悩みや人生への迷いなど高校生の時にしか詠めない俳句もあれば、高齢者になって人生への深い思いを句にしたり、齢からくる苦しみを軽みとして俳句に放下することもできる。

人生は今一瞬の積み重ね。そんな一瞬を五七五に込める俳句。
瑣末な趣味だがコツコツと書き続けていけば自ずと自分の生涯と浸透し合ってくる。

芭蕉はその象徴的存在なのだ。

誰もが芭蕉のように「俳句を生きる」ことは不可能だが、彼の生涯に思いを馳せ、自分の在り方を問い直すには良い機会だろう。



オンブバッタ ますます大きく

2012/08/02

内科開業医のお勉強日記: 独立行政法人 国民生活センター:手技による医業類似行為の危害-整体、カイロプラクティック、マッサージ等で重症事例も-

まずは施術機関関係がが率先してクライアントに手技の限界や様々な危険性を周知すべきだろう。
もしその症状に対して自分の技術の限界を感じた場合は専門医の紹介、万一事故を起こした場合も速やかに医療機関へ連絡を取るべきだ。
無資格者を避難するばかりでなく、有資格者も事故を起こすこと、危険な病気を抱えたクライアントが治療に訪れることを肝に命じておくことが必要だ。
それ無くして社会的信頼は得られない。


内科開業医のお勉強日記: 独立行政法人 国民生活センター:手技による医業類似行為の危害-整体、カイロプラクティック、マッサージ等で重症事例も-:

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捨てられていた鉢。元気になりました。