2012/02/24

韓舞 望恨歌

先日、韓舞「望恨歌」のチラシがメールボックスに入れてありました。
届けて下さった方は知人の李さん。ご主人ともども親しい方です。
李さんは韓国伝統文化研究会・パランセを主催されています。

そして下のチラシに載っている美しい舞人は金利惠さん。
日本で成人し、故国韓国に住んで舞を極めようと日々努めておられる方です。
私の所属している俳句結社「藍生」の仲間でもあります。
経歴などはチラシに詳しいので書きません。
先の李さんは金さんの古い友人です。



今回の公演は

新作能「望恨歌」へのアプローチ 企画その1

とうたってあります。さらに

日本の小鼓と韓国の大笒(竹かんむりに今・テグムと読む)の調べにのせて

と副題が付いています。

この現代能の原作は免疫学者として知られた多田富雄さん。能を書かれる人としても有名でした。最晩年は脳血管障害の後遺症に苦しみながらも、リハビリの制度改悪に反対運動を起こすなど社会に大きな影響を与えた方です。

原題は

能「望恨歌」(マンハンガ)。

解説によれば舞台は韓国の寒村ですが、「韓国の寒村に独居する老婆を日本の僧が訪れます」とありますから伝統的な能の形式を踏襲されています。
多田先生は日本と韓国の歴史に真向い、それを能の形式で鎮魂されようとしたのでしょうか。

公演は
2012年4月27日金曜日 
場所:愛知県芸術劇場小ホール
開場:18:30
開演:19:00

チケットは全自由席3500円 当日券は4000円

チラシには

和と韓、その音と韓舞が、ある時は互いに対峙し、または融合する。このひと時をご堪能ください。

とあります。

興味のある方はどうぞ下のチラシに書かれているところへお問い合わせください。
私に連絡くださってもよろしいです。
冒頭の李さんにお願いいたしますから。






2012/02/22

お勧めの介護サイト


ここは日本の介護の現状や理想、行政への忌憚ない批判が書かれています。
ぜひお読みください。
このサイトはすでに二冊の本として上梓されています。


当施設の「看取り介護」のコンセプトの一つに、「あきらめない介護」というものがある。

最後まで口から食物を摂取することをあきらめない。仮に食事が摂れなくなっても、調子の良い時に、好きな食べ物をほんの少しでも味わうことをあきらめない。そのためにチーム全体で関わり、準備も怠らない。

湯船につかるという文化と生活習慣を持つ日本人として、最期の瞬間まで湯船につかる入浴をすることもあきらめない。

最期の瞬間まで耳は聞こえる(聴覚障害のある方の場合を除く)と信じて、声をかけることもあきらめない。

そして看取り期であるからと言って、人と接することをあきらめない。活動に参加することができないなんて考えず、参加することもあきらめない。

あきらめない介護を目指すことは、看取り介護対象者の隅々までを観察し、いろいろなことに「気づく」感性が求められる。それができてこそ、真の意味で我々が看取り対象者の「代弁者」となり得て、最期の瞬間に傍らにいることが許されるのだと考えている。

そういう「気づき」の積み重ねが、職員のスキルアップに繋がっていくのではないだろうか。次に紹介する看取り介護ケースは、職員...

2012/02/15

コラーゲンについて


このサイトはいつも参考にさせてもらっています。
怪しい健康法に興味を抱いたら是非読んでもらいたいサイトです。
著者は管理栄養士。

とらねこ日誌

2月10日付けの記事*1 でコラーゲンを食べるとお肌ぷるぷるが受け入れられる背景を推測する話を書きました。はてな界隈では特に注目されませんでしたが、記事の転載されているブロゴスではコメントが二桁つくなどある程度の興味を持って見ていただけたようです。興味と謂ってもなるほどー、と謂うものから、いやそれは短絡的に過ぎるだろうと謂うような否定的なご意見まで様々でした。当該記事の目的はコラーゲン豊富な食品を食べる事の期待は類感呪術的だよね?と謂う指摘をする事でしたが、そこから派生した問題についての興味も大きいとの印象を受けました。それについてもどらねこ個人の意見を書いてみたいと思います。(予備知識のほとんどない方には楽しめる内容とはなっておりません。ご了承下さい)

■問題のきりわけ
この話題を論じるにあたって気をつけなければならない点が数多く存在します。そのうち幾つかについて前もって書いておこうと思います。
まず一つ目は、コラーゲンを大量に摂取する事でそのコラーゲンや分解産物が積極的に肌のコラーゲン合成に使われるわけではないと謂う事 。これはいろいろなところで述べられているので詳しい説明...

2012/02/01

ブログのデザイン

ブログデザインを変えました。

お時間があれば上の黒い帯にある項目を順番にクリックしてみてください。
デザインが次々変わって面白いですよ。

自然治癒力


内科開業医のお勉強日記というサイトの転載です。
ついつい使いたくなるけど、自己弁護や詭弁に用いてはいけないと戒めないと。

よく見聞きする 健康関連詭弁の一つ・・・人間の心身が持っている自然治癒力を高めることで治癒に導く・・・なんたら "(natural) healing"なる言葉も、テレビ・ラジオ・週刊誌や啓蒙本などの一部で見聞きする。 ”自然治癒力”は確かに存在するし、創傷治癒においては基本的概念にすらなっている。